マツダ車の魅力

「ロードスターに乗ってみなぁ。…飛ぶぅぞぉ！」

いやはや分からない時代になったものだ。長州力がJ.K.(女子高生)に受けるなんて。

今は韓流アイドルブームで白身魚のような弱っちい男が人気のようだが、流行なんて生ものだ。ほんの一時で白が黒になるのが流行りというものである。 それにしても、白けりゃいいってもんでもないだろう。この間ニュースで見た女子アナウンサー、確かTBSだったと思うが、肌が白すぎてまるで生気がなかった。 どうすりゃここまで白くなるのか。専用の白粉でもあるのだろうか。ちょっくら今度、誰かに聞いてみよう。

といったところで、女子アナのつてなんか何処にもなかった。

ところで、昔は白よりも小麦色の肌が大人気だった。榊原郁恵、松本伊代、河合奈保子、そこいらのアイドルはみんな等しく焼けており、体つきも今ような痩せ細りじゃなくて、ムッチリと張りがあるものだった。

梅宮辰夫も黒かった。「はぐれ刑事純情派」では警察署長を演じる梅宮辰夫が黒光りしていた。

猫も杓子も白、白、白な、今では考えられない話である。

つまり、流行りなんてこの程度のものなのだ。とすれば、スポゥツカー人気にもう一度火がつくことだってあるだろう。 そこで、皆さんにはぜひロードスターに乗ってみてもらいたい。ロードスターにはオープンカーの楽しさはもちろん、茶の湯、俳諧など、日本人の精神に根差した芸術文化に通ずる魅力がある。たとえ発祥は英国だとしても、ロードスターには単なる真似事じゃない、日本人ならではのスポゥツカー観が感じ取れるはずである。

だからこそ、1.5リッターで289万円。こいつはけして高くないのだ。