損小神無恒と愉快な仲間たち
MAZDA評論界の選ばれし者たちです。まさに日本版「ウィ・アー・ザ・ワールド」
小林彰蒲焼太郎
伝説の雑誌「MAZDA MAGAZINE」創刊者にして初代編集長。あまりにも突飛な企画が多すぎたゆえ、スポンサーがまったく付いてくれず、創刊号で廃刊に追い込まれた。しかし、損小神無恒によるMAZDA評論活動はここから始まったのであり、黒澤元々治や水野和敏夫など、レジェンド評論家たちの原点がこの雑誌にあるという点で非常に意義深い。古くからの友人である損小神無恒とはMAZDA論議に白熱する間柄で、白熱しすぎて月に一度は絶縁するほど仲良しこよし。
主な著述：「マツダ・RX-8のロードテスト」黒澤元々治
ロータリー・エンジン大好きスカイライン嫌い、叩き上げの元レーサー。理論とはかけ離れた情熱的な評論を得意とするが、普段は元レーサーらしく冷静だ。18歳のとき、モトクロスでレースデビュー。四輪に転向してからは主に中山サーキット(岡山県)で活躍し、愛車のマツダ・シャンテを駆って連戦連勝。70年代が人生の絶頂期だった。独学で自動車整備を体得し、評論業の傍ら、町の小さな整備工場を営んでいる。ひょんなときに土佐弁が出る。ニックネームはガンガンさん。むっつりスケベ。
ポール・プレール
関西弁を得意とする元レーサー。実は日本人なのではないかと疑われることもあるが、真偽は定かでない。間抜けな性格が災いして多方面から舐められがちだが、その実力は第一級らしく、「ラグナセカではガンガンさんよりも速い」が口癖。自慢の高度なテクニックを詳しく解説した「おっ！パイスピードドライビング～すすき野から中州まで～」はMAZDA評論界最大の恥著とされ、発禁処分を下される。
主な著述：「ハイスペック出落ち千昌夫ing」